図書管理システムの解説


図書管理システムの導入までの準備について - 7. 動作開始

貸し出し作業の「登録」や返却作業の「登録」のバーコードを読む必要がありますが、それをパソコンの目立つところに貼っておくと便利です。リモート機が多少遅いので注意が必要です。しかし、データの修復の機能を行うと内部データが整理され多少早くなります。このシステムの導入の前には手作業で貸し出し返却を行っていたと思いますが、最初はそれも併用して行えるよう準備をする必要があります。運用をはじめるときに机のレイアウト、借りる人が並ぶ位置、小さい子供から名前を聞く係りや本を差し出す係り、バーコード操作をする係り、そしてバーコード作業が間に合わなかった場合に後で入力するための一時預かり場所などの準備が必要となります。運用前のパソコン操作のトレーニング、運用マニュアル及び役割分担の作成、各種レポートや督促状の配布の方法及び係りなどを決める必要があります。
最後に図書貸し出しはかなり急いで行うので知らず知らずの内にパソコンの使用が乱雑になります。また本をキーボードの上に落としたりして破損するケースがよくあります。なるべく注意して取り扱う様にしてください。そしてバックアップはなるべく頻繁に行う様心がけてください。