ブログ: 空の旅ドットコム

10/23/2007

乗り継ぎ便

米国内の飛行機の旅行はトランジットが多い。アメリカン航空だとダラスやシカゴ、US Airだとフェニックス、ノースウェUS Aireストだとミネアポリスなどと各航空会社のハブ空港で乗り継ぎを行い再び目的 地に向かう。どこも巨大な空港でターミナル間を移動するのが一苦労である。トランジットの時間が少ないと走って次のターミナルに行かなければ飛行機は待ってくれない。最初の飛行機の到着が遅 れると乗り継ぎ便の変更に追われる。先週ミネアポリスからUS Airでフェニックス乗り換えの飛行機に乗ったら離陸前の順番待ちで1時間近く待たされ到着が30分以上遅れた。そのお陰で乗り継ぎ時間が残り15分になってUS Airの珍しい機体デザインしまった。US Airは飛行機がターミナルに到着して、次の目的地に出発するまでの時間が短い。前の方に座っていた客が降りるとFA(フライトアテンダント)が素早くその席に入って清掃を始める。全ての客が降り終わった時点では 半分位の清掃は終わっている。そのとき私はよりによって一番後ろの席に座っていた。フェニックスに到着したら即座に頭上の荷物置き場から荷物を出し、肩にコンピュータの入った鞄を担ぎ「トラン ジットが迫っているから先に行かせてください。Excuse me....」と言いながら前に行かせてもらった。しかし多くの人も「トランジット組」で皆急いでいる。上から下ろした鞄はローラーが ついている引っ張るタイプのもの。皆降りる準備をしているので引っ張って通る余裕などない。頭の上に掲げて通路を走って通った。次のサンノゼ行きのフライトのゲート番号は事前に機内で A12と教えてもらっていたので飛行機の外に出た後抱えていた荷物を降ろし肩に背負っていたコンピューターの鞄をローラーの付いた大きい方の鞄に引っ掛けガラガラ引っ張りながらA12ゲ ートに直行した。途中でフライトインフォメーションを見たらなんとサンノゼ行きの飛行機の出発時間は1時間送れ。ほっとして立ち止まって「だからUS Airは嫌いだと」つぶやいた。
ところが今週はアメリカン航空で全く同じ経験をした。巨大なダラス・フォーとワース空港へ遅れて到着した為に、乗り換え時間が5分もなかった。またもや荷物を担いで飛行機を降りてダッシュでラガーディア空港行きの飛行機のゲートに向かった。よりによって乗り換え便が全く反対側のターミナル。空港の周りを走っている電車でターミナルCからDへ向かった。フライトの掲示板を見るとラガーディア行きはすでに「boarding」となっている。電車を降りた時点で出発20分過ぎであったが、なんと飛行機は私の為に待ってくれていた。こんな具合なので荷物をチェックインなどしていたら当然自分の乗る飛行機と一緒に到着する保証はない。今回のアメリカン航空の例だと100%荷物は次の便で到着しただろう。先月日本国内の飛行機に乗ったが、出発15分前で搭乗が始まったが問題なく定刻に出発した。米国内の場合は30分はどうしてもかかる。なぜ日本の場合は乗客が座席に座るまで早いのか。やはり日本人は機敏なのか、い や体が小さいから通路をスムーズに進めるのか。それから日帰りの人が多いので荷物が少ないのも大きな差だろう。頭上の棚に荷物を上げる人の率が断然少ない。

10/21/2007

上海

9月の下旬に上海へ初めて行ったがなかなか興味深かった。今回の短い旅で感じた事は、急速な発展、人の多さ、貧富の格差がなどである。輸出大国中国でありながら品質の悪さなどこれからの経済発展に対して問題を残すものの、上海の経済発展の勢いは少々の問題なんかお構いなしで突っ走っている。人々は海外で何が起こって何といわれているのか知らずに突き進んでいる。日本バッシングがつい最近あったものの、儲かることが正しい、お金があるところに正義がある、全てはお金で動いている街という印象がある。どこの国でもバブル時代は人はその様な考えが主流になるのは変わらない。足場地下鉄
いまや日本や米国の企業は中国の生産コストの安さに頼り、中国を諦めた時点で経済競争に勝てない。品質が悪くとも中国の生産能力を使わざるを得ないのだ。そんな意味で言うと一連の品質の問題は一時的なマイナーな問題なのかもしれない。
現地の人は結構政府に批判的な意見を言っているが、情報の公開が制限され人々は限りの知識での判断の元での批判である。知識人は我々の様な海外から来ている人達と情報交換し色々と情報を得ている様だ。
至る所で建設が行なわれている。ビルの足場は竹の棒だったのが興味深い。地FINNAIR下鉄もあり、綺麗で近代的である。乗っている人は裕福そうな人だった。低所得者は自転車に乗るのだろう。
AEROFLOT上海の浦東国際空港では生憎雨でまともに飛行機の写真が取れなかった。AEROFLOTやFINNAIRなど珍しい飛行機があったが上海は雨で空港内待合室から良い写真は撮れなかった。

10/17/2007

Virgin America

今年の8月8日に米国Virgin America内での運行を始めたVirginグループのVirgin Americaの飛行機を初めて見ることができた。米国航空業界は同時多発テロから低迷していた業績が各航空会社の努力によりここのところ利益が出始めてきた。しかも燃料の高騰でマイナス要因が多い中、本格的なシーズンが始まる夏前の第二四半期時点で9%の利益を上げた。2007年の各社の業績は近年に稀に見る好業績になるとと見られている。そこでどの様な努力をしたのか?それは単にサービスの質と量を下げた為の経費節減が効いたようだ。従業員の数を減らし、機内で出す飲食サービスを減らしたりなくしたりしている。それだけではなく陸上でのサービスの質も下げたお陰でフライトの遅れ、荷物の紛失などが過去最最悪になって米国内のカスタマーの怒りがピークに達しているとも言われている。業績を一番伸ばしたUS Airwaysのサービスは大手のランキングで最低で、サービスを下げれば儲かるというのが米国市場の様だ。
そこでこのタイミングでVirgin Americaが米国市場に乗り出したのはVirginグループらしいと思わざるを得ない。サービスの質を下げて短期的な利益を上げる米国的な経営に反して、質を上げ長期的な客を掴み最終的な勝ち組に入ろうとする戦略がどう出るかが興味深い。
面白い事実として現在アメリカ中走っているAmtrakの人気が上がっているそうだ。一時期は万年赤字で存続の危機とも言われたAmtrakだが東海岸の運行は飛行機より安くしかも時間が確実で、例えばワシントンDCからニューヨークの場合、飛行機が遅れることを考慮するとより早く目的地に到着するケースが多いそうだ。
今回久々に日本のJALに乗ったが、明らかにアメリカの航空会社とサービスの量が多い。質に関しては好き嫌いもあるのでなんとも言えないが、飲み物、食べ物などの量、フライトアテンダントの数の多さは米国航空会社より確実に上であった。
Virginグループの飛行機には乗ったことがないので是非一度経験したいものだ。

http://www.virginamerica.com/

写真は9月にサンフランシスコ空港で撮影。