ブログ: 空の旅ドットコム

12/24/2007

凍る雨

ここのところの北米の寒波で空の旅が大きく混乱している。中西部から東部にかけて悪天候で飛行機の遅れが続出している。シカゴのO'Hare、ニューヨークのJFKだけでなくカンザスシティー、セントルイス、オクラホマシティーなどそれほど北に位置していない空港でも大きな混乱を起こしている。
軒並み2時間3時間の遅れは当たり前でシカゴでは一日で300ものフライトがキャンセルしたそうだ。クリスマスシーズンで旅行客が空港に溢れかえった。悪天候のためのフライトキャンセルは航空会社の落ち度ではないので客は自分で宿の確保をしなければならない。多くの人は空港ロビーで夜を過ごすことになった。
今回の問題は雪というより「凍る雨」と「風」だそうだ。特に恐ろしいのは凍る雨である。雨が地面の到達した瞬間に氷と化してしまうというものである。建物や滑走路が氷で覆われ飛行機はおろか車も全く走れなくなる。木々は凍りつき、重さでバタバタと倒れる。
個人的には一度だけ高速道路を運転中に凍る雨を経験したが、20マイル(36キロ)で走っていても全くブレーキが利かず。車が続々とスピンしてしまう。本当に恐ろしい。路肩に車を停めて暫く様子を見ていたがスピンした車が私の車をかすって飛んでいった。
クリスマスイブに入ってやっと天候が回復したきたとの事である。

11/24/2007

ノースウェストの成田・メンフィス便?

ノースウエストのハブはデトロイト、ミネアポリス/セントポール、メンフィス、成田そしてアムステルダムでアメリカの航空会社としては成田を中心にアジア路線に力をいれている。成田からメンフィスを除く各ハブ空港へ直行便が飛んでいて、現在成田・メンフィス間を飛んでいる航空会社はどこもいない。そこでノースウエストノースウェスト航空は成田・メンフィス間を飛ばすべく計画している様だ。先週ノースウエスト航空のCEOであるDoug Steenlandは東京のある会合でこの事を述べたそうだ。さらに2005年にChapter11後の再建時に廃止した成田・ニューヨーク便も復活させたい模様である。アジアに強いノースウエストが更にその路線を強化したい表れだ。米系ではユナイテッドが成田にハブをもっているものの、Steenland氏はシカゴのハブを持っているユナイテッドはそれがネックで米国から海外になかなか路線が延びないと言っている。確かにシカゴは冬季に皆が乗り継ぎを敬遠する悪名高い空港である。ただでさえ問題になっている米国内の飛行機の遅れに拍車をかけている。Steenland氏のコメントによると自動車産業の盛んなテネシー州そしてその周りのミシシッピー州やアラバマ州なども多くの日系企業が存在する。確かにデトロイトも自動車産業の町でノースウェストの戦略と一致するかもしれない。同社は燃費の良いボーイング787をその路線に使おうと考えている。787は今までの飛行機と比べると20%程燃料を節約できるそうだ。成田・メンフィス便は2009年ころになる様だが、今のところ同社としては正式には何も発表していない。多分2008年の初めには何らかの発表があるだろう。

感謝祭休暇・株安・円高そして景気減速

只今感謝祭休暇の4連休です。息子が大学から戻ってきて久々の家族4人が集まりました。とは言うものの子供達は友達の家に遊びに行って出たり入ったりで4人で夕食を共にする時間が殆どありませんでした。仕事も4連休ですが、道も空も混雑で家にじっとしているのが一番ということで年寄りの私たちは家にいてパソコンに向かっている次第です。木曜日の感謝祭の日の次の日はブラック・フライデーといって明け方から店ではセールが始まりものすごい混雑です。空の旅は9/11以来の混雑で、ガソリンの高騰にも関わらず航空業界は最大の利益を出していますが、年末商戦の初日である金曜日の売り上げはどうだったのでしょうか。AAAによると9/11以来最高の3720万人のアメリカ人がこの四日の間に50マイル以上の旅行をすると言われ、それはバブル時期の2000年の3680万人を超えるそうです。それによって飛行機の遅れも過去最大で、4便中1便は遅れると言われ、乗り継ぎ便に乗り遅れたら次の便に乗せてもらう可能性は10%だとか。この時期はやはり直行便で目的地に行きたいものです。いや、やはり家にいるのが一番。景気が上向きだった米国もサブプライムローン問題や石油高、株安、ドル安で先行き不透明です。金曜日の売り上げが年末商戦を占う最も重要な数字なので皆の注目が集まっているところです。米国の景気後退と円高を受けて日本の景気にも少なからず、いやもろに影響を与えることでしょう。個人的には円預金が少しあるので円高は歓迎。しかし米国の株安は困ったものです。結果的には差し引きゼロというところでしょうか。日本にいる皆さんは円高で米国旅行へ行くチャンスです。ユーロは高いので欧州旅行はパスしたほうがよいですね。

10/23/2007

乗り継ぎ便

米国内の飛行機の旅行はトランジットが多い。アメリカン航空だとダラスやシカゴ、US Airだとフェニックス、ノースウェUS Aireストだとミネアポリスなどと各航空会社のハブ空港で乗り継ぎを行い再び目的 地に向かう。どこも巨大な空港でターミナル間を移動するのが一苦労である。トランジットの時間が少ないと走って次のターミナルに行かなければ飛行機は待ってくれない。最初の飛行機の到着が遅 れると乗り継ぎ便の変更に追われる。先週ミネアポリスからUS Airでフェニックス乗り換えの飛行機に乗ったら離陸前の順番待ちで1時間近く待たされ到着が30分以上遅れた。そのお陰で乗り継ぎ時間が残り15分になってUS Airの珍しい機体デザインしまった。US Airは飛行機がターミナルに到着して、次の目的地に出発するまでの時間が短い。前の方に座っていた客が降りるとFA(フライトアテンダント)が素早くその席に入って清掃を始める。全ての客が降り終わった時点では 半分位の清掃は終わっている。そのとき私はよりによって一番後ろの席に座っていた。フェニックスに到着したら即座に頭上の荷物置き場から荷物を出し、肩にコンピュータの入った鞄を担ぎ「トラン ジットが迫っているから先に行かせてください。Excuse me....」と言いながら前に行かせてもらった。しかし多くの人も「トランジット組」で皆急いでいる。上から下ろした鞄はローラーが ついている引っ張るタイプのもの。皆降りる準備をしているので引っ張って通る余裕などない。頭の上に掲げて通路を走って通った。次のサンノゼ行きのフライトのゲート番号は事前に機内で A12と教えてもらっていたので飛行機の外に出た後抱えていた荷物を降ろし肩に背負っていたコンピューターの鞄をローラーの付いた大きい方の鞄に引っ掛けガラガラ引っ張りながらA12ゲ ートに直行した。途中でフライトインフォメーションを見たらなんとサンノゼ行きの飛行機の出発時間は1時間送れ。ほっとして立ち止まって「だからUS Airは嫌いだと」つぶやいた。
ところが今週はアメリカン航空で全く同じ経験をした。巨大なダラス・フォーとワース空港へ遅れて到着した為に、乗り換え時間が5分もなかった。またもや荷物を担いで飛行機を降りてダッシュでラガーディア空港行きの飛行機のゲートに向かった。よりによって乗り換え便が全く反対側のターミナル。空港の周りを走っている電車でターミナルCからDへ向かった。フライトの掲示板を見るとラガーディア行きはすでに「boarding」となっている。電車を降りた時点で出発20分過ぎであったが、なんと飛行機は私の為に待ってくれていた。こんな具合なので荷物をチェックインなどしていたら当然自分の乗る飛行機と一緒に到着する保証はない。今回のアメリカン航空の例だと100%荷物は次の便で到着しただろう。先月日本国内の飛行機に乗ったが、出発15分前で搭乗が始まったが問題なく定刻に出発した。米国内の場合は30分はどうしてもかかる。なぜ日本の場合は乗客が座席に座るまで早いのか。やはり日本人は機敏なのか、い や体が小さいから通路をスムーズに進めるのか。それから日帰りの人が多いので荷物が少ないのも大きな差だろう。頭上の棚に荷物を上げる人の率が断然少ない。

10/21/2007

上海

9月の下旬に上海へ初めて行ったがなかなか興味深かった。今回の短い旅で感じた事は、急速な発展、人の多さ、貧富の格差がなどである。輸出大国中国でありながら品質の悪さなどこれからの経済発展に対して問題を残すものの、上海の経済発展の勢いは少々の問題なんかお構いなしで突っ走っている。人々は海外で何が起こって何といわれているのか知らずに突き進んでいる。日本バッシングがつい最近あったものの、儲かることが正しい、お金があるところに正義がある、全てはお金で動いている街という印象がある。どこの国でもバブル時代は人はその様な考えが主流になるのは変わらない。足場地下鉄
いまや日本や米国の企業は中国の生産コストの安さに頼り、中国を諦めた時点で経済競争に勝てない。品質が悪くとも中国の生産能力を使わざるを得ないのだ。そんな意味で言うと一連の品質の問題は一時的なマイナーな問題なのかもしれない。
現地の人は結構政府に批判的な意見を言っているが、情報の公開が制限され人々は限りの知識での判断の元での批判である。知識人は我々の様な海外から来ている人達と情報交換し色々と情報を得ている様だ。
至る所で建設が行なわれている。ビルの足場は竹の棒だったのが興味深い。地FINNAIR下鉄もあり、綺麗で近代的である。乗っている人は裕福そうな人だった。低所得者は自転車に乗るのだろう。
AEROFLOT上海の浦東国際空港では生憎雨でまともに飛行機の写真が取れなかった。AEROFLOTやFINNAIRなど珍しい飛行機があったが上海は雨で空港内待合室から良い写真は撮れなかった。

10/17/2007

Virgin America

今年の8月8日に米国Virgin America内での運行を始めたVirginグループのVirgin Americaの飛行機を初めて見ることができた。米国航空業界は同時多発テロから低迷していた業績が各航空会社の努力によりここのところ利益が出始めてきた。しかも燃料の高騰でマイナス要因が多い中、本格的なシーズンが始まる夏前の第二四半期時点で9%の利益を上げた。2007年の各社の業績は近年に稀に見る好業績になるとと見られている。そこでどの様な努力をしたのか?それは単にサービスの質と量を下げた為の経費節減が効いたようだ。従業員の数を減らし、機内で出す飲食サービスを減らしたりなくしたりしている。それだけではなく陸上でのサービスの質も下げたお陰でフライトの遅れ、荷物の紛失などが過去最最悪になって米国内のカスタマーの怒りがピークに達しているとも言われている。業績を一番伸ばしたUS Airwaysのサービスは大手のランキングで最低で、サービスを下げれば儲かるというのが米国市場の様だ。
そこでこのタイミングでVirgin Americaが米国市場に乗り出したのはVirginグループらしいと思わざるを得ない。サービスの質を下げて短期的な利益を上げる米国的な経営に反して、質を上げ長期的な客を掴み最終的な勝ち組に入ろうとする戦略がどう出るかが興味深い。
面白い事実として現在アメリカ中走っているAmtrakの人気が上がっているそうだ。一時期は万年赤字で存続の危機とも言われたAmtrakだが東海岸の運行は飛行機より安くしかも時間が確実で、例えばワシントンDCからニューヨークの場合、飛行機が遅れることを考慮するとより早く目的地に到着するケースが多いそうだ。
今回久々に日本のJALに乗ったが、明らかにアメリカの航空会社とサービスの量が多い。質に関しては好き嫌いもあるのでなんとも言えないが、飲み物、食べ物などの量、フライトアテンダントの数の多さは米国航空会社より確実に上であった。
Virginグループの飛行機には乗ったことがないので是非一度経験したいものだ。

http://www.virginamerica.com/

写真は9月にサンフランシスコ空港で撮影。

7/06/2007

マリナーズ@オークランド

空の旅ではなかったが、オークランドでアスレチックス対マリナーズの野球観戦に行って来た。サンフランシスコ・ベイエリアにもう一つの球団、サンフランシスコ・ジャイアンツがあるがそこからは車でベーブリッジを渡って少し行ったところに位置する。時期ははっきりしていないが、歴史のあるオークランド球場も12キロ南に行ったFremonto市に移転する予定である。
アメリカンリーグの打率首位のイチローと城島がいるマリナーズの成績は今ひとつで、監督交代で多少揺れているが、比較的日本人の多いベイエリアだけありアスレチックスの本拠地でもマリナーズファンが多く詰め掛けた。
突然野球を見に行こうということになり、当日インターネットでチケットを買ったらラッキーにも良い席を取ることができカメラを片手に球場にきた。
日本人選手の活躍はあまりなかったまま、マリナーズが負けたが、アスレチックスを応援している私として試合結果自体は良かったと思っている。
機会があったら取り壊される前にオークランド球場を飛行機の上から撮影したい。